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概要:米国とユーロ圏、英国の中央銀行は現在ひとまず利上げは終了といった状況にあるが、北欧の中央銀行ではそうでもないようだ。
2023年11月20日 11:51 JST
スウェーデン中央銀行、0.25ポイントの追加利上げの可能性-23日
FOMC議事要旨を21日、ECB議事要旨は23日にそれぞれ公表
米国とユーロ圏、英国の中央銀行は現在ひとまず利上げは終了といった状況にあるが、北欧の中央銀行ではそうでもないようだ。
スウェーデン中央銀行は23日、インフレ対策として政策金利をさらに0.25ポイント引き上げ4.25%とする可能性がある。
今週の決定を巡ってはエコノミストや投資家の間で見通しが分かれており、スウェーデンの金融当局は来年の早い時期に利上げを行う可能性を示唆しながら、今回は代わりに資産売却拡大を選択する可能性があるとの意見も一部にはある。
スウェーデン中銀はテデーン総裁が1月に就任して以来、1回を除いて全会一致で利上げを決定してきたが、今回は当局者の間でも意見が割れる可能性がある。
ノルウェー中央銀行は、G10通貨国で最初に利上げを開始したが、物価と賃金の上昇への期待感が低下していることに幾分安心できているかもしれない。ただ、最近の基調的なインフレの加速を受けて、12月14日の会合ではさらなる引き締めが行われる可能性もある。
米連邦準備制度や欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行)などと比較して、北欧諸国は特に為替相場への圧力に目を向けている。
スウェーデンの当局者らは、輸入品の価格高騰につながる通貨クローナ安によって、インフレ抑制の取り組みの一部が失われる状況に見舞われている。
ノルウェーも同様に、最近の消費者物価データと通貨クローネ安を受けて、一部エコノミストは金利据え置きから引き上げへと見通しを修正している。
アイスランドの中央銀行は今週、政策金利を据え置く可能性が高いが、それは既にかなりの利上げが行われてきたからに過ぎない。同中銀による市場関係者を対象とした調査では、22日に9.25%での据え置きが予想されている。
今週の主な経済日程
20日に中国でローンプライムレート(LPR)発表
21日にオーストラリア準備銀行(中央銀行)の11月7日会合の議事要旨公表
21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)(10月31日、11月1日開催分)の議事要旨公表
21日にラガルトECB総裁がベルリンで講演
21日にイングランド銀行のベイリー総裁とラムズデン副総裁らが議会委員会で証言
22日はハント英財務相が秋季財政報告を発表
23日にはECBの10月会合の議事要旨発表
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