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概要:パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は円を買っている。日本でインフレが加速し、日本銀行が金融引き締めを迫られると見込んでいるからだ。
2023年11月20日 9:14 JST
日銀はインフレ加速でYCC終了か変更へ、利上げも-シャレフ氏
円は対ドルで今年12%余り下落、G10通貨で最悪のパフォーマンス
円はドルに対し、今年初めから12%余り下落している。タカ派の米連邦準備制度とハト派の日銀の立場が入れ替わり、円が上昇すると予想した多くの投資家を失望させた。ただ、今までのところそれは実現していないものの、エコノミストはここ数カ月に日銀の政策正常化時期の予想を前倒ししている。
円は先週、一時1ドル=151円91銭まで下落し、2022年10月に付けた30年ぶり低水準に近づいた。今年のパフォーマンスは主要10通貨(G10)の中で最悪だ。日銀がイールドカーブコントロールの管理を緩めたにもかかわらず、円安は続いた。
日銀は引き締めに向けて幾つもの小さな一歩を進めてきた。10年物国債利回りの上限1%を参考値と位置付け、上昇余地を拡大させた。それでも持続的な円高にはつながっていない。ヘッジファンドは14日までの週に円のショートポジションを22年4月以来の高水準まで積み上げた。円の一段安を予想するストラテジストも多い。
必要性
シャレフ氏は「日銀が何をするか正確に予言することはできないが、何らかの形で政策引き締めを続けるだろう。その必要性があるからだ」とし、「一段と緩やかな追加的修正もしくはYCCの撤廃、さらに最終的には利上げという形を取る可能性もある」と話した。
元連邦準備制度理事会(FRB)副議長で、ピムコの世界経済アドバイザーを務めるリチャード・クラリダ氏は先月のリポートで、インフレが想定より持続的な場合、日銀は年内にYCCを撤廃する可能性があると指摘。政策金利を来年の早い時期までに0%とし、現在のマイナス0.1%から引き上げる可能性もあると論じた。
日本のインフレ率は9月に13カ月ぶりで3%を割り込み、物価上昇圧力がピークを越えつつあるとの日銀の見解を裏付けたものの、エコノミスト予想の2.7%をなお上回った。
シャレフ氏はピムコ・インフレ対応マルチアセット・ファンドを含む多数のファンドに携わっている。ブルームバーグがまとめたデータによれば、同ファンドの過去3年の平均年間リターンは4.4%で、同種ファンドの70%余りを上回っている。
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