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世界最大バッテリーメーカーＣＡＴＬ、予想下回る収益－ＥＶ向け鈍化
概要：バッテリーメーカーとして世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技（ＣＡＴＬ）は７－９月（第３四半期）に純利益と売上高が市場予想を下回った。電気自動車（ＥＶ）向けの需要が若干減速したことや、中国国内での価格競争、競争激化が影響した。
７－９月純利益は104億元－市場予想130.2億元
売上高は1054億元、３年ぶりの低い伸び－市場予想1106.8億元
バッテリーメーカーとして世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技（ＣＡＴＬ）は７－９月（第３四半期）に純利益と売上高が市場予想を下回った。電気自動車（ＥＶ）向けの需要が若干減速したことや、中国国内での価格競争、競争激化が影響した。
19日の同社発表によれば、純利益は前年同期比10％増の104億元（約2130億円）。アナリスト予想の130億2000万元を大きく下回った。売上高は8.2％増の1054億元と、３年ぶりの低い伸びとなった。アナリスト４人の予想平均は1106億8000万元だった。
ＣＡＴＬはテスラやフォルクスワーゲン、現代自動車などにバッテリーを供給している。調査会社ＳＮＥリサーチによると、世界市場におけるシェアは８月末時点で37％。しかし、中国市場でのシェアは競争激化を受けて１年５カ月ぶりの低水準となった。
世界のＥＶバッテリー市場、中国のＣＡＴＬとＢＹＤで半分余り占める
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