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概要:イタリア政府は、国有化した銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナを他行と合併させ、国内3位の銀行にすることを目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。
バンコBPM、BPERバンカなど似た規模の銀行を選好-関係者
2行は買収関心否定、正式な交渉は今のところない
イタリア政府は、国有化した銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナを他行と合併させ、国内3位の銀行にすることを目指している。事情に詳しい関係者が明らかにした。
インテーザ・サンパオロとウニクレディトの2大銀行に対抗する新たな銀行の軸にモンテ・パスキを据えようと、政府は方策を検討しているという。
部外秘の情報を話しているとして匿名を条件に述べた同関係者によれば、政府はバンコBPMまたはBPERバンカなど、モンテ・パスキと似た規模の銀行との合併が望ましい選択肢と考えている。
これまでのところ、これらの銀行との正式な話し合いは行われておらず、いずれもモンテ・パスキに対する関心を否定している。
この計画はメローニ首相率いる右派政権にとって企業部門における画期的な取引になるとして構想されている。だが、こうした合併をまとめるのは容易な作業ではない。バンコBPMとBPERバンカの株式を政府が保有しているわけではなく、合併を強いる正式な力はない。
合併取引が成立する場合、政府はその前に最大15%のモンテ・パスキ株の売却を計画していると、関係者は語った。この売却に向けて年末までに金融アドバイザーが採用される可能性もあるという。
欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会はイタリアに対し、今年か来年にはモンテ・パスキを手放すよう求めている。同関係者は少数株の売却で政府は時間を稼げるだけでなく、欧州委の要求を守る意思を示すことになると主張した。
財務省はコメントを避けた。バンコBPMの広報担当者は、単独での戦略を進めていると説明、M&A(企業合併・買収)には関心がないとあらためて強調した。BPERバンカの担当者はコメントを控えた。
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