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ミネアポリス連銀総裁､｢引き締め縮小｣の可能性も-政府閉鎖や長期スト
概要：米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、政府機関が閉鎖される、あるいは自動車ストライキが長期化する場合には景気が減速する可能性があるため、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は物価上昇を緩和する手段を使う必要がなくなるとの見方を示した。
｢政府閉鎖や自動車スト、われわれに代わって景気を鈍化させる恐れ｣
期待通りの利上げ効果なければ、さらに金利引き上げる必要も
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、政府機関が閉鎖される、あるいは自動車ストライキが長期化する場合には景気が減速する可能性があるため、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）は物価上昇を緩和する手段を使う必要がなくなるとの見方を示した。
「このような下振れシナリオが米経済を直撃した場合、インフレ率を２％に下げるための金融政策を縮小する必要が生じるかもしれない。政府機関の閉鎖や自動車ストはわれわれに代わって景気を鈍化させる恐れがあるからだ」とカシュカリ総裁は27日、ＣＮＮとのインタビューで発言。「そうなることを望んでいるわけではないが、そういった作用はある」と続けた。
ミネアポリス連銀総裁、ソフトランディングの確率は60％
総裁は一方で「利上げが期待通りに経済を減速させられないのであれば、金利をもっと引き上げなければならないかもしれない」とも話した。
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