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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円24銭安の3万1450円76銭と続落で取引を終えた。米長期金利の上昇基調や中国経済への懸念が投資家心理の重しになった。取引時間中の2カ月半ぶり安値を更新した。 日経平均は304円安と続落で寄り付き、一時350円安の3万1275円25銭に下落した。米国市場で好調な経済指標を受けて引き締め長期化の思惑から10年債利回りが昨年10月以来の高水準となり、嫌気された。朝方に不動産開発大手の中国恒大集団が米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請したと報じられたことも警戒された。
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円24銭安の3万1450円76銭と続落で取引を終えた。米長期金利の上昇基調や中国経済への懸念が投資家心理の重しになった。取引時間中の2カ月半ぶり安値を更新した。 日経平均は304円安と続落で寄り付き、一時350円安の3万1275円25銭に下落した。米国市場で好調な経済指標を受けて引き締め長期化の思惑から10年債利回りが昨年10月以来の高水準となり、嫌気された。朝方に不動産開発大手の中国恒大集団が米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請したと報じられたことも警戒された。
8月18日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比175円24銭安の3万1450円76銭と続落で取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
市場では「今年前半の米株高の背景にあった年内の利下げへの期待が後退する中、日経平均はチャートの支えがなくなりつつあり、下向きが肯定されやすくなってきている」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)との見方が聞かれた。
前場中盤に上海株がプラスで始まると安心感から下げ幅を徐々に縮めた。日経平均は、わずかにプラスに浮上する場面もあった。米国市場では半導体株安となったが、指数寄与度の大きい半導体関連の一角はしっかり。半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズが好決算を発表し、時間外取引で株高となったことが好感された。
午後は上海株がマイナスに転じ、香港株が下げを拡大する中で、日経平均は軟調な推移が続いた。市場では「中国本土で織り込みが進んだかは不透明で、押し目買いを入れにくい」(国内証券のアナリスト)との声も聞かれた。
朝方に発表された7月全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比3.1%上昇で、3%以上となるのは11カ月連続だったが、伸び率は前月の3.3%から縮小し、市場予想に一致した。相場の反応は限られた。
TOPIXは0.7%安の2237.29ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.7%安の1151.32ポイントだった。プライム市場の売買代金は2兆8832億1400万円と膨らまなかった。3兆円を下回ったのは7月26日以来。東証33業種では、値上がりは卸売とパルプ・紙、石油・石炭製品の3業種で、値下がりは電気・ガスや小売、建設など30業種だった。 ダイキン工業や第一三共が軟調。セブン&アイHLDGはさえなかった。一方、アドバンテストや東京エレクトロンはしっかり。ニデックは堅調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが334銘柄(18%)、値下がりは1448銘柄(78%)、変わらずは53銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 31450.76 -175.24 31321.26 31,275.25─3
1,644.89
TOPIX 2237.29 -15.77 2233.42 2,228.55─2,
248.00
プライム指数 1151.32 -8.11 1148.97 1,146.83─1,
156.73
スタンダード指数 1093.84 -7.56 1096.78 1,092.75─1,
099.70
グロース指数 914.15 -7.33 910.59 906.61─923.
25
東証出来高(万株) 119796 東証売買代金(億円 28832.14
)
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