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概要:来週の東京株式市場は、神経質な展開が想定されている。25日には、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演を予定しているものの、日本時間の深夜となるため、市場への影響は翌週以降になるとみられている。国内では同日に8月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される予定だが、結果次第では円高に振れることも想定され、その場合は日本株の重しとなる可能性もありそうだ。
[東京 18日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、神経質な展開が想定されている。25日には、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演を予定しているものの、日本時間の深夜となるため、市場への影響は翌週以降になるとみられている。国内では同日に8月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される予定だが、結果次第では円高に振れることも想定され、その場合は日本株の重しとなる可能性もありそうだ。
8月18日、来週の東京株式市場は、神経質な展開が想定されている。
日経平均の予想レンジは3万1200円―3万2200円。
<大和証券 チーフ・グローバル・ストラテジスト 壁谷洋和氏>
「足元までに(日経平均株価は)大きく下げているので、前半は自律反発期待の買いが入るのではないか。ただ、週末までは目立った材料がないため、自律反発的な買いを除けば、反転の糸口はなかなかみえてこないのではないかとみている」
「週末には8月の東京都区部消費者物価指数が発表されるが、物価の上昇がどれくらい加速しているのかという部分の確認と、それを受けて金利がどう反応するかが、最大の焦点だろう。他方、米国ではジャクソンホール会議を控えているが、金利の引き上げが十分ではないという方向の話になった場合、米国はもう一段金利が上がる可能性があるので、取引時間中には結果は出ないにせよ、週末にかけて神経質な展開にはなりやすい」
「中国経済の動向には注意が必要だが、劇的に何かがクラッシュするような話ではないので、多少(日本株の)重しとなる程度だろう。景気が悪くなればなるほど、政府の景気刺激策への期待も高まるので、いまのところリスクはバランスしているように思える」
<ブーケ・ド・フルーレット 代表 馬渕治好氏>
「地合いはだいぶ悪くなってきているものの、下値で拾う動きもあるので、売り買いが交錯し、不安定な値動きが想定される。ジャクソンホール会議が週末に開催されるということもあり、動きづらさも意識されそうだ。予期せぬイベントが発生しない限りにおいては、上下どちらか一方向に大きく動く展開は想定しづらい」
「経済指標では、25日に発表される8月分の東京都区部消費者物価指数(CPI)に注目している。強い数字が出た場合は、日銀の金融政策修正への思惑を呼ぶ可能性があり、円高への巻き戻りが起きるかもしれない。その場合は、輸出銘柄を中心に日本株の重しとなりうるだろう」
「中国経済の動向には注意が必要だ。(経営再建中の中国不動産大手)中国恒大集団が米国で破産法を申請するなど、不動産を中心に不安定な状況が続いている。中国経済の悪化は、輸出を通じて日本にも悪影響を与えるので、引き続き悪材料として意識されそうだ」
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