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概要:来週の外為市場では、ドル高が一服となる展開が予想されている。米金利が歴史的な高水準に達しつつあり、一段の上昇が見込みづらくなってきたことに加え、対円で円買い介入が行われた水準を一時上抜けたことで、再介入への警戒感も上値を抑制する見通し。ただ、25日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言次第では、再びドル高が勢いづく可能性もあるという。
8月18日、来週の外為市場では、ドル高が一服となる展開が予想されている。写真は2016年1月撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[東京 18日 ロイター] -
来週の外為市場では、ドル高が一服となる展開が予想されている。米金利が歴史的な高水準に達しつつあり、一段の上昇が見込みづらくなってきたことに加え、対円で円買い介入が行われた水準を一時上抜けたことで、再介入への警戒感も上値を抑制する見通し。ただ、25日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言次第では、再びドル高が勢いづく可能性もあるという。
予想レンジはドル/円が143━147円、ユーロ/ドルが1.08―1.10ドル。専門家の見解は以下の通り。
<みずほ証券 チーフ為替ストラテジスト ⼭本雅⽂氏>
パウエルFRB議長の発言に注目している。景気の堅調さやインフレの高止まり、長期にわたり高金利政策を維持する必要性などを強調すれば、ドル高圧力がかかりやすくなるが、今後の政策運営が経済指標次第であること、引き締め過ぎのリスクにも配慮した内容なら、ドル安へ振れやすくなる。発言後のドルは上下どちらにでも動き得る状況なだけに、事前に持ち高調整的な売りが強まる可能性があるとみている。
<てらす証券アドバイザーズ FXエバンジェリスト 遠藤寿保氏>
米国の雇用統計、消費者物価指数(CPI)、そして連邦公開市場委員会(FOMC)と、9月に相次ぐ重要イベントを控え、市場の思惑が交錯しやすい時期となる。大きな動きは見込みづらいかもしれないが、パウエルFRB議長の発言前でも、何らかのきっかけで不意に動き出すリスクには注意が必要だ。テクニカル的にも、29日に相場の流れが変わる可能性を示唆する「変化日」が控えている。
*イベントダイアリーM/DJP
*経済指標予測 JP/FOR
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