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概要:米無線通信大手3社は、新型コロナウイルス禍で好調だったスマートフォンの販売が一転して減少する中、数十億ドルの売り上げを失う格好となった。
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2023年8月18日 0:11 JST
米無線通信大手3社は、新型コロナウイルス禍で好調だったスマートフォンの販売が一転して減少する中、数十億ドルの売り上げを失う格好となった。
AT&TとTVモバイルUS、ベライゾン・コミュニケーションズでは過去1年間の機器売上高が、前年比で合わせて50億ドル(約7300億円)近く落ち込んだ。Tモバイルの機器売上高は4-6月(第2四半期)に23%減少したほか、AT&Tでは7%減。ベライゾンではポストペイド型携帯のアップグレードが34%減少した。
同社の幹部らはスマートフォンメーカーにその一因があるとし、顧客がアップグレードを遅らせているとの見方を示した。ベライゾンのハンス・ベストベリ最高経営責任者(CEO)は最近の決算発表での電話会議で、最近は「主要な」新機器が出ていないと述べたほか、Tモバイルのピーター・オスバルティク最高財務責任者(CFO)は顧客が同じ機器をより長期間使っていると指摘した。
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