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概要:10日には注目の米消費者物価指数(CPI)が発表され、ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、あらためて緩やかな物価の伸びが示されることになりそうだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる金融当局はそうした状況の持続を望んでいる。
CPIコア指数は前月比0.2%上昇、前年同月比4.8%上昇の見通し
年内はディスインフレの弾み続く-ブルームバーグ・エコノミクス
10日には注目の米消費者物価指数(CPI)が発表され、ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、あらためて緩やかな物価の伸びが示されることになりそうだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる金融当局はそうした状況の持続を望んでいる。
7月のCPIのうち、エコノミストや金融当局者が基調的なインフレ指標として重視する変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は、前月に続き前月比0.2%上昇と、2カ月連続としては2年半ぶりの小幅な伸びが見込まれている。
7月のコア指数は前年同月比では4.8%上昇の見通し。この予想通りなら6月と同じ数字となるが、昨年8、9両月にはコア指数の伸びが加速していたことで、ベース効果により先行きの伸び鈍化が想定される。
ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の米国担当チーフエコノミスト、アナ・ウォン、スチュアート・ポール両氏は「米労働市場は沈静化しつつあり、最も粘着的なインフレのカテゴリーにディスインフレの弾みを与え、それが年内は続くだろう」とみる。
両氏はその上で、連邦公開市場委員会(FOMC)が7月に決めた利上げが現行の引き締めサイクルで最後のものとなり、金利引き上げはその後、長期にわたって休止される公算が大きいとの予想を示した。
一方、7月のCPI総合指数は前年同月比3.3%上昇と、前月の3%上昇から伸び加速が見込まれている。これは昨年7月に総合指数の伸びが鈍化し始めていたことに伴うベース効果によるものだ。
コア指数がディスインフレの進展を示す数値となれば、米金融当局が9月19、20両日の次回FOMC会合で金利据え置きを決めるとの市場の観測と整合的なものとなる。なお次回会合までには、この以外のインフレ指標の発表も控えている。
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