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概要:JFEホールディングスの柿木厚司社長は12日、電気自動車(EV)にアルミニウム主体の一体成型技術「ギガキャスト」の採用が進む中、「明らかに粗鋼の使用量が減る」と危機感を示した。記者団の取材に答えた。
JFEホールディングスの柿木厚司社長は12日、電気自動車(EV)にアルミニウム主体の一体成型技術「ギガキャスト」の採用が進む中、「明らかに粗鋼の使用量が減る」と危機感を示した
[東京 12日 ロイター] - JFEホールディングスの柿木厚司社長は12日、電気自動車(EV)にアルミニウム主体の一体成型技術「ギガキャスト」の採用が進む中、「明らかに粗鋼の使用量が減る」と危機感を示した。記者団の取材に答えた。
柿木社長は、ギガキャストの採用は「非常に大きな問題」といい、「鉄としてギガキャストをどのように補完するか、これらを含めて精査していく」と語った。
EV全体の安全性の問題から、鉄との組み合わせが最適な部分もあるとし、ギガキャストが衝突した場合、すべてを取り換える必要があることから、衝突が最も懸念される部分に鉄を使うなどの組み合わせも考えられるという。
柿木社長は「鉄の特性を生かした部分をもっと自動車の中に組み入れていくという形で素材の転換を図っていく」とし、鉄が高度化していく中で、用途開発も含めて検討するとした。
トヨタ自動車は今月、米テスラが先行して採用している「ギガキャスト」と言われる技術を2026年に発売する電気自動車(EV)に採用すると発表。大型の鋳造設備で複数のアルミ部品を一つのパーツとして成型する一体成型技術により、部品点数や工程数を減らすことができる。車の主力素材が鉄からアルミになることで、鉄の需要が減少するとの懸念が出ていた。
また、柿木社長は製鉄に必要な原料炭の権益取得について「一つの選択肢」とも語った。同社は、これまで原料炭の権益取得については積極的な姿勢を示してこなかったが、石炭権益が細ってくる懸念があるとし、原料炭分野で「有望なものがあれば、やってもいい」とし、「2050年までの期間を考えるとそう簡単には座礁資産にはならない」との考えも示した。
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