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概要:韓国サムスン電子は4-6月(第2四半期)に四半期ベースで少なくとも2009年以来の大幅減収となった。1年間にわたる電子機器とメモリーの需要低迷がいつ終わるかを巡り不透明感が強まった。
韓国サムスン電子は4-6月(第2四半期)に四半期ベースで少なくとも2009年以来の大幅減収となった。1年間にわたる電子機器とメモリーの需要低迷がいつ終わるかを巡り不透明感が強まった。
7日発表の暫定集計によると、4-6月期の売上高は22%減の60兆ウォン(約6兆6000億円)と、市場予想よりも大幅な落ち込みとなった。これを受け、株価はソウル市場で約2%安と、日中ベースで約2カ月ぶりの大幅な下げ。営業利益は96%減の6000億ウォンだったが、アナリスト予想平均は上回った。
サムスンは、世界メモリー業界を直撃している景気鈍化の影響をもろに受けている。昨年のインフレとリセッション(景気後退)懸念をきっかけに消費者と企業の支出は急速に減速しており、世界的に電子機器の売り上げに打撃を与えている。
サムスンの売上高は期待外れだったものの、投資家は1年余り価格が下落している半導体メモリーの供給過剰がようやく緩和しつつあるとの慎重ながらも楽観的な見方を崩していない。サムスンのライバルである米マイクロン・テクノロジーや韓国SKハイニックスは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後のスマートフォンやコンピューターの需要急減を受け、電子機器メーカーが半導体メモリーの在庫増加に対処していると示唆している。
CLSAのアナリスト、サンジーブ・ラナ氏は、4-6月期が「現在のメモリーの下降サイクルにおけるサムスンの利益の底だった」と指摘。「メモリーの値下がりが鈍化しているほか、需要回復が見込まれるため、7-12月(下期)に急速な利益回復が見込まれる」とした。
サムスンは今月27日に純利益と部門別の業績を含む最終的な決算を発表し、事業見通しも示す。
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