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ビットコインキャッシュが急伸、シタデルなど出資の交換業者始動で
概要：シタデル・セキュリティーズなどが出資する新しい暗号資産（仮想通貨）交換業者ＥＤＸマーケッツが始動したことで、ビットコインから分離したビットコインキャッシュに投機筋が群がっている。
シタデル・セキュリティーズなどが出資する新しい暗号資産（仮想通貨）交換業者ＥＤＸマーケッツが始動したことで、ビットコインから分離したビットコインキャッシュに投機筋が群がっている。
30日の市場でビットコインキャッシュは一時25％急伸し304ドルを付けた。月初からの上昇率は約170％となっている。ＥＤＸが取り扱う仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの４種類のみ。
暗号資産交換業者ＥＤＸマーケッツ始動、シタデルやフィデリティ出資
暗号資産に特化したベンチャーキャピタル会社ブロックセレレートのケイト・ローレンス最高経営責任者（ＣＥＯ）は、電子メールで「ＥＤＸは安全に取引可能な仮想通貨と、規制面で問題が発生しそうな仮想通貨について時間をかけてじっくり検討したと考えられる。よってＥＤＸで取引されるというだけで、市場としては恐らく大丈夫だろうというシグナルを得たことになる」と指摘。「考え方としてはつまり、『ウォール街が安全だと思うのなら、私もそう思う』ということだ」と続けた。
今年はビットコインが他の仮想通貨を上回るペースで上昇する一方、一部のより小規模な仮想通貨は米証券取引委員会（ＳＥＣ）が証券に分類するとの懸念から低調な動きが続いている。市場では、規制面でのリスクがより少ないと考えられる仮想通貨に投資家の資金が向かっている状況だ。30日はビットコインキャッシュのほか、ジーキャッシュやダッシュといった仮想通貨も大きく上昇している。
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