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米消費者、予想上回るセンチメント改善続く－ミシガン大学統計
概要：米国では６月後半も消費者のセンチメント改善が続いた。一方で短期のインフレ期待は約２年ぶりの低い水準に抑えられた。
ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は「全般的にみて、この著しい上昇が反映しているのは債務上限を巡る危機が今月解決したことによるセンチメントの回復と、インフレ軟化に対するポジティブな受け止め方の広がりだ」と発表文書で解説した。
同氏はインフレ期待を巡る不確実性が短期、長期の両方で「著しく」低下したと指摘。将来のインフレを極端に高い、あるいは極端に低いとみる消費者は減少したという。
耐久財の購入環境に関する指数は、ほぼ２年ぶりの高い水準に上昇した。一方で家計の現状に対する見方は低い数字にとどまった。
現況指数は４カ月ぶり高水準の69。期待指数は61.5と、これも２月以来の高い水準だった。
統計の詳細は表をご覧ください。
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