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バーキン総裁、追加措置に異存なし－堅調な米経済減速させるため
概要：米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレを鈍化させ堅調な米国の経済と労働市場を減速させるために、米金融当局は一段の引き締め策を講じる必要があるかもしれないとの見解を示した。
バーキン総裁
Source: Federal Reserve Bank of Richmond
バーキン氏は、時期尚早に金融政策を緩和することは高くつく失敗となるだろうと警告。「それはより深刻な景気後退を招くリスクを生むと私は認識している。1970年代の経験が明確な教訓を与えてくれる。インフレ対策を尚早に後退させると、インフレはより強力になって戻ってくる。それは米金融当局になお一層の取り組みを要求することになり、打撃も一段と大きくなる」とし、「それは私が取りたいリスクではない」と述べた。
利上げペースは落としているとも説明。「埠頭（ふとう）に近づくにつれ、ボートを減速させるようなものだと考えてほしい。それが需要とインフレに関するデータを精査し、さらに何をする必要があり得るかを判断する時間をわれわれに与える」と話した。同総裁は今年の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で議決権を有していない。
バーキン総裁はインフレは「高過ぎる」上に「極めてしつこい」とし、需要については「高水準」が続いているとの認識を示した。
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