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Ｓ＆Ｐ500種企業の23年利益、｢大幅な下方修正｣に見舞われる-ＢｏｆＡ
概要：ウォール街が企業収益悪化とガイダンスの弱さという厳しい決算シーズンを迎えようとする中、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストらは、2023年の残りの期間は一段と悪化する可能性があるとみている。
ウォール街が企業収益悪化とガイダンスの弱さという厳しい決算シーズンを迎えようとする中、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストらは、2023年の残りの期間は一段と悪化する可能性があるとみている。
ＢｏｆＡは、企業が１－３月（第１四半期）決算を発表する中で、通期業績予想の「大幅な下方修正」に見舞われると予想した。
サビタ・スブラマニアン氏率いるＢｏｆＡのストラテジストらは13日付の顧客向けリポートで、Ｓ＆Ｐ500種株価指数構成企業の１株当たり利益（ＥＰＳ）予想のコンセンサスは、１－３月期で６％引き下げられたが、リセッション（景気後退）に入ると予想の下方修正は経験上さらに加速すると指摘した。
複数の銀行破綻や経済指標の悪化を受け、リセッション懸念はここ数週間強まっている。12日公表された連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の最新会合の議事要旨では、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）スタッフが年内に緩やかなリセッションが始まると予想していたことが示されている。
ＦＲＢはあともう一回の利上げに傾斜、景気後退警告も－議事要旨 (3)
アナリストによる業績予想の下方修正の動きは既に始まっていて、昨年６月以降に23年のＥＰＳ予想のコンセンサスは13％低下し、220ドルとなっている。ＢｏｆＡの予想はさらに低い200ドル。
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