简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は7日、上院銀行委員会で行った証言で、連邦債務上限引き上げを巡り議会が合意に至らなければ米経済に悲惨な影響を及ぼしかねないと述べる一方、金融当局としてこの問題の政治的議論に介入することはないと話した。
FRBとしてこの問題の議論に介入することはないとも指摘
議会に債務上限引き上げ求める-パウエル議長が上院で証言
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は7日、上院銀行委員会で行った証言で、連邦債務上限引き上げを巡り議会が合意に至らなければ米経済に悲惨な影響を及ぼしかねないと述べる一方、金融当局としてこの問題の政治的議論に介入することはないと話した。
パウエル議長は「議会が債務上限を引き上げなければならないのは明らかで、それが唯一の打開策だ」とした上で、「それができなければ、その結果は推計が困難だが、極めてマイナスの影響を持ち、長期にわたる損害をもたらす恐れがある」と語った。
関連記事
パウエル議長、ピーク金利上昇を示唆-必要なら利上げ加速の用意
米連邦債務上限到達で特別措置の活用開始-デフォルト回避で財務省
債務上限引き上げ問題について語るパウエルFRB議長
Source: Bloomberg
パウエル議長はこの問題が行政府と立法府の間の事柄だと指摘。「こうした政策課題でわれわれが役割を果たしたい意向はない」と説明した。
与野党は債務上限引き上げについて妥結できずにいる。共和党議員の一部は、債務上限引き上げに同意する前提条件として、民主党とホワイトハウスが将来の歳出削減に応じるよう強く主張。一方、バイデン大統領は、政府として単に既存の支払い義務を履行しなければならないと述べ、共和党との交渉を拒否している。
連邦債務残高は1月に31兆4000億ドル(約4300兆円)の現行の法定上限に到達し、イエレン財務長官はその時点で議会指導部に対し、同省として特別な会計措置を講じることで少なくとも6月初めまで支払いを続けられる見通しを示していた。
債務上限引き上げを巡る与野党の攻防の結果、米金融当局が進める量的引き締め(QT)のプロセスも複雑化している。財務省に課せられた制約によって、QTの効果が年内に増幅され、当局はQTの早期終了を余儀なくされる可能性もある。
米金融当局者は、短期金融市場の動向を注視し、必要に応じてアプローチを調整する用意があると話している。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。