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概要:来週の東京株式市場は、調整ムードが継続し軟調な展開が想定されている。主要中銀の金融政策会合を経て、世界的な景気減速懸念が強まる中、積極的な買いが入りづらいという。また、投資家の節税対策で売りが出やすいタイミングでもあるため、年末の需給要因も重しとなりそうだ。日経平均は心理的節目の2万7000円程度まで下落する可能性があるという。来週は日銀の金融政策決定会合を控えているが、現状維持が発表された場合は無風通過になるとみられている。
12月16日 来週の東京株式市場は、調整ムードが継続し軟調な展開が想定されている。写真は東京証券取引所。2020年10月、都内で撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)
[東京 16日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、調整ムードが継続し軟調な展開が想定されている。主要中銀の金融政策会合を経て、世界的な景気減速懸念が強まる中、積極的な買いが入りづらいという。また、投資家の節税対策で売りが出やすいタイミングでもあるため、年末の需給要因も重しとなりそうだ。日経平均は心理的節目の2万7000円程度まで下落する可能性があるという。来週は日銀の金融政策決定会合を控えているが、現状維持が発表された場合は無風通過になるとみられている。
日経平均の予想レンジは2万7000―2万7800円。
<岡地証券 投資情報室長 森裕恭氏>
「米連邦公開市場委員会(FOMC)では米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が示され、市場は米景気が後退するリスクを意識し始めている。欧州でも金融引き締めの継続で景気減速懸念が強まっており、世界景気を下支えできる地域が見当たらない状況。そうした中で積極的な買いは入りづらく、日本株はボックス圏の下限(2万7000円付近)を試しに行く展開となりそうだ。日銀会合では、日銀総裁の後任が意識され始める時期で、政策修正の思惑から為替が円高に振れた場合、輸出株を中心に重しとなりそうだ」
<ミョウジョウ・アセット・マネジメント 代表取締役 菊池真氏>
「タカ派的だったFOMCの消化はまだ続くとみられ、来週はじりじりと水準を切り下げていく展開となりそうだ。下値としては、節目の2万7000円近辺が意識されるとみている。年末を控えて節税対策の売りが出やすいタイミングで、需給要因も相場の重しになるのではないか。来週は米国で11月個人消費支出など複数の指標発表を控えているが、FOMC直後のため、経済指標への反応は限定的となりそうだ。19―20日の日銀会合では、政策の現状維持が決定されれば無風通過になるとみている」
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