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東芝株が続伸、ＪＩＰ案への融資で4行大筋合意と報道
概要：１６日の株式市場で東芝が続伸している。株価は一時３．３％高に上昇した。足元では１．５％高程度に上げ幅を縮小している。
１２月１６日の株式市場で東芝が続伸している。
［東京 １６日 ロイター］ - １６日の株式市場で東芝が続伸している。株価は一時３．３％高に上昇した。足元では１．５％高程度に上げ幅を縮小している。
同社の非上場化を巡って国内投資ファンドの日本産業パートナーズ（ＪＩＰ）に対する買収資金の融資の可否を検討してきた三井住友銀行など４行は、総額１兆２０００億円の融資を実行する方向で大筋合意したと一部で伝わり「改めて手がかりになった」（国内証券のストラテジスト）との声が出ている。国内メディアなどが１５日に報じた。
東芝は１６日、非公開化を含む企業価値向上への戦略的選択肢に関するオープンレターを公表。株主に対し、再建を巡りパートナー候補との合意到達を確約できる状況にないが、法的拘束力のある有力な提案の受領を企図しており、必要な交渉を経た上で可能な限り早い時期に結論に至るよう最大限努力していくとしている。
東芝再建策を巡っては、ロイターが８日、ＪＩＰが、非公開化に必要な融資の確保に向けて前進していることが分かったと報じ、東芝株が急騰した経緯があった。
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