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概要:米配車大手リフトが2日発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が6730万ドルと2四半期連続の黒字化を達成した。パンデミック(世界的大流行)関連のコスト削減が寄与したほか、ドライバー数や乗客数が回復した。市場予想は3070万ドルだった。
米配車大手リフトが2日発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が6730万ドルと2四半期連続の黒字化を達成した。2019年3月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米配車大手リフトが2日発表した第3・四半期(9月30日まで)決算は、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が6730万ドルと2四半期連続の黒字化を達成した。パンデミック(世界的大流行)関連のコスト削減が寄与したほか、ドライバー数や乗客数が回復した。市場予想は3070万ドルだった。
ジョン・ジマー社長はロイターに対し、最も収益性の高い空港行きの配車利用が1年前に比べて3倍になったと指摘。アクティブな乗客数は第3・四半期に全体で11%増の1890万人となった。
これを受け、リフト株価は引け後の時間外取引で4%上昇した。2日終値は2.3%安だった。
第3・四半期の売上高は約73%増の8億6440万ドル。市場予想の8億6268万ドルを上回った。
第2・四半期比では売上高が約13%増加した一方、総費用の増加率はわずか4%にとどまり、固定費と変動費の両方を削減する方針が実施されていることが示された。限界利益率は過去最高の59.4%に上昇した。
純損失は7150万ドル(1株当たり0.21ドル)と前年同期の4億5950万ドル(同1.46ドル)から縮小した。
調整後1株利益は0.05ドル。市場予想は0.03ドルの赤字だった。
ドライバー数は前年比で45%増加。ジマー社長は、新型コロナウイルスワクチン接種の広がりに伴う安心感や失業保険上乗せ措置の終了が追い風になっているとした。
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