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概要:欧州連合(EU)は8日までにまとめた2020年の予算関連の報告書で、EU離脱に伴う金銭的処理手続きの一環として、英国がEUに対し475億ユーロ(約562億3000万ドル)を支払う義務があるとの試算を示した。
7月8日、欧州連合は2020年の予算関連の報告書で、EU離脱に伴う金銭的処理手続きの一環として、英国がEUに対し475億ユーロ(約562億3000万ドル)を支払う義務があるとの試算を示した。ブリュッセルで昨年12月撮影(2021年 ロイター/Olivier Hoslet/Pool via REUTERS)
[8日 ロイター] - 欧州連合(EU)は8日までにまとめた2020年の予算関連の報告書で、EU離脱に伴う金銭的処理手続きの一環として、英国がEUに対し475億ユーロ(約562億3000万ドル)を支払う義務があるとの試算を示した。
報告書は、EU離脱合意の一環で英EU双方が合意した一連の条項で取り決められたと指摘。一方、英紙フィナンシャル・タイムズによると、英財務省は支払いは従来試算で示された中央レンジの407億4000万─454億ユーロにとどまると主張しているという。
今回のEUの試算は、予想を大きく上回るものだ。英予算責任局(OBR)は18年3月の報告書で、支払いは414億ユーロと予測していた。
報告書によると、21年中に初回分として68億ユーロが支払われる。
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