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概要:ヘッジファンド界の大御所、レイ・ダリオ氏が普及させた戦略を使った上場投資信託(ETF)が登場する。ダリオ氏のブリッジウォーター・アソシエーツの元リレーションシップマネジャー、ダミアン・ビセリエ氏とバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチに15年在籍したアレックス・シャヒディ氏が編み出した。
ヘッジファンド界の大御所、レイ・ダリオ氏が普及させた戦略を使った上場投資信託(ETF)が登場する。ダリオ氏のブリッジウォーター・アソシエーツの元リレーションシップマネジャー、ダミアン・ビセリエ氏とバンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチに15年在籍したアレックス・シャヒディ氏が編み出した。
監督当局への届け出資料によると、両氏のRPARリスクパリティーETFは、リスクに基づいてさまざまな資産クラスに資金を配分する計画。クオンツ手法の1つであるリスクパリティー戦略はボラティリティーの低い証券に多くの資金を割り当てるもので、この戦略に従う米国でのETFとしては初となる。
うまいタイミングかもしれない。リスクパリティー戦略は株式の歴史的な長期上昇相場の中で成績が振るわなかったが、米利上げや金融環境のタイト化で分散投資の妥当性が強まり、価値が再び認められつつあるためだ。S&Pリスクパリティー指数は過去12カ月で10%近く上昇。S&P500種株価指数の2倍以上のリターンとなっている。
レイ・ダリオ氏
シャヒディ氏は「過去数年間はリスクパリティー戦略にとって厳しかったので、今はこのファンドを開始するのに良い時期だと思う」と語った。
ファンドの目論見書によれば、インフレ連動債(TIPS)がポートフォリオで最大の比重を占め、これ以外に世界の株式、商品、米国債、現金に配分する計画。シャヒディ氏によると、11月にもニューヨーク証券取引所で取引が始まる可能性がある。銘柄コードはRPAR。
シャヒディ氏とビセリエ氏は2014年にアドバンスト・リサーチ・インベストメント・ソリューションズ(ARIS)を設立した。ARISの預かり資産約120億ドル(約1兆2800億円)の運用にもRPARリスクパリティーETFを利用するが、洗練された投資手法を一般投資家にも利用できるようにするのが同ETFの目的の1つだとシャヒディ氏が電話インタビューで話した。
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