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概要:8日の米株式相場は上昇。中国が人民元の中心レートを市場予想よりも元高方向に設定したことを受け、貿易摩擦悪化を巡る不安が和らいだ。
8日の米株式相場は上昇。中国が人民元の中心レートを市場予想よりも元高方向に設定したことを受け、貿易摩擦悪化を巡る不安が和らいだ。
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S&P500種株価指数は2カ月ぶりの大幅高となり、今週の下げを埋めた。欧州やアジアで株価が上昇した流れを引き継ぎいだ。テクノロジー株の堅調に支えられ、ナスダック総合指数は2%超の値上がり。米国債利回りは小幅低下した。
S&P500種は前日比1.9%高の2938.09。ダウ工業株30種平均は371.12ドル(1.4%)上げて26378.19ドル。ナスダック総合指数は2.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時48分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.72%。
中国人民銀行(中央銀行)による8日の行動は、人民元を安定化させる取り組みとして捉えられ、5日にピークに達した市場の懸念を和らげる一助となった。同日には人民元の中心レートを元安方向に設定したことで、貿易戦争激化懸念が強まっていた。リスクテーク意欲がある程度戻ってきた兆しはあるものの、株価は先月に付けた最高値をなお大きく下回っており、貿易摩擦のエスカレートを警戒して神経質な展開が続いている。
ニューヨーク原油先物相場は反発。今週初の上昇となった。サウジアラビアが原油の弱気相場入り回避を目指し、9月までに輸出制限措置を講じると発表したことが買い材料。サウジ国営石油会社サウジアラムコは来月、全地域向けの積み出し量を日量70万バレル削減すると、同国当局者が明らかにした。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は1.45ドル(2.8%)高の1バレル=52.54ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.15ドル上げて57.38ドル。
ニューヨーク金先物相場は反落。ここ1カ月余りで最大の下げとなった。中国が人民元の中心レートを市場予想よりも元高方向に設定したことを受け、欧米の株式相場が上昇、逃避需要が減退した。米新規失業保険申請件数で米労働市場の底堅さが示されると、金は下げ幅を拡大した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.7%安の1オンス=1509.50ドルで終了し、7月5日以来の大幅下落。一時は1.2%安となった。
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