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概要:米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は7日、低調なインフレ率や通商問題に絡む不確実性への対応として、一段の利下げが必要となり得るとの認識を示した。 総裁は「物価だけ見ても、先の連邦公開市場委員会(FOMC)会合(での利下げ)以上の金融緩和が求められていることが分かる」とした上で「逆風は強まったと考えられ、さらなる対応が妥当かもしれない」と表明し、指標や企業の反応を見極めると語った。 金利が低水準にとどまる中で、リスク管理の点から潜在的な
[シカゴ 7日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は7日、低調なインフレ率や通商問題に絡む不確実性への対応として、一段の利下げが必要となり得るとの認識を示した。
総裁は「物価だけ見ても、先の連邦公開市場委員会(FOMC)会合(での利下げ)以上の金融緩和が求められていることが分かる」とした上で「逆風は強まったと考えられ、さらなる対応が妥当かもしれない」と表明し、指標や企業の反応を見極めると語った。
金利が低水準にとどまる中で、リスク管理の点から潜在的な景気の落ち込みに対して一段と早期かつ強力な対応が必要といった考えも、追加緩和を行う論拠になり得るとした。
今年の米国内総生産(GDP)成長率は2.25%程度と予想。労働市場は堅調に推移する見込みとし、「もし労働市場が減速し始めたりすれば、それはリスクになる。なぜなら、これまで個人消費が経済成長をけん引してきたからだ」と述べた。
先週のFOMCではフェデラル・ファンド(FF)金利を0.25%ポイント引き下げ2.0―2.25%とする決定を下した。
総裁は、先週の利下げが貿易交渉を巡る不確実性や企業業況感の落ち込みといった逆風を和らげる一助になると指摘。インフレ率が引き続きこれまでのように推移するなら、景気拡大や完全雇用の維持に向け緩和スタンスを追求する余地があるとした。
金利先物市場では、今後3回のFOMCでそれぞれ0.25%の利下げ確率が織り込まれている。
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