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概要:米国で高格付け企業による社債の発行額が1月に1760億ドル(約25兆9950億円)に達し、同月としては過去最高を記録した。背景には、米利下げ観測の高まりで米国債利回りが低下し、企業の借入コストを押し下げていることがある。
米国で高格付け企業による社債の発行額が1月に1760億ドル(約25兆9950億円)に達し、同月としては過去最高を記録した。背景には、米利下げ観測の高まりで米国債利回りが低下し、企業の借入コストを押し下げていることがある。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによると、前回1月として過去最高を記録したのは2017年で、発行額は約1750億ドルだった。業界関係者によると、月末にかけてさらに発行額が伸びる見通しだ。
ゴールドマン・サックス・グループの投資適格債シンジケートの責任者、ジョニー・ファイン氏は「今月はゆうに発行額が2000億ドルに達するだろう」と語った。
ただ、発行額は全体で起債が最も活発だった2020年4月の2850億ドルにはまだ及ばない。
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