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概要:原油は弱気相場に戻っているが、石油輸出国機構(OPEC)の主要産油国であるアラブ首長国連邦(UAE)は来年1月に増産に踏み切る。
UAEは6月のOPECプラス会合で生産枠拡大を獲得
サウジアラビア、自主減産をさらに数カ月延長すると予想される
原油は弱気相場に戻っているが、石油輸出国機構(OPEC)の主要産油国であるアラブ首長国連邦(UAE)は来年1月に増産に踏み切る。
OPECと非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合を数日後に控え、トレーダーはサウジアラビアが日量100万バレルの自主減産を来年に入っても続けるのかどうかに注目している。この決定はまだ不透明だが、サウジアラビアの隣国であるUAEは既に生産枠拡大を勝ち取っている。
UAEは1月に生産目標を日量307万5000バレルに引き上げる。10月実績との比較で約13万5000バレルの増産となる。アブダビは6月に開催されたOPECプラスの前回会合で、長年の生産制限では近年の生産能力増強が生かされていないと主張し、この増産を獲得した。
サウジが100万バレル自主減産へ、OPECプラス会合-原油先物急伸
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