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概要:パキスタンは国際通貨基金(IMF)からさらなる金融支援を必要としており、新たな融資を要請する可能性がある。暫定内閣のアフタル財務相が16日明らかにした。
パキスタンは国際通貨基金(IMF)からさらなる金融支援を必要としており、新たな融資を要請する可能性がある。暫定内閣のアフタル財務相が16日明らかにした。
イスラマバードで行われた記者会見で、アフタル氏は「パキスタン経済はなお脆弱(ぜいじゃく)であり、IMFとの協議を続けることが必要だ。新たな融資を求める可能性がある」と語った。
パキスタンは15日、既存の30億ドル(約4500億円)のプログラムからの約7億ドルの融資実行についてIMFとスタッフレベルで合意に達したばかりで、今回の発言は同国が直面する経済的危機の大きさを浮き彫りにしている。来年2月に予定されている総選挙後に、約10億ドルのドル建て債務返済を控える。
アフタル氏は、マクロ経済の安定強化に向けてパキスタンはIMFからの支援が必要だとして、暫定政権は新たなプログラムについて同基金との協議に努めていく方針だと説明した。
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