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メーシーズ、在庫管理改善で利益が予想上回る－寄り前取引で株価上昇
概要：米百貨店メーシーズが16日発表した８－10月（第３四半期）決算は、既存店売上高が３四半期連続のマイナスとなったものの、在庫管理の改善が寄与し利益が市場予想を上回った。発表を受けて、寄り前の取引で株価は８％近く値上がり。
在庫状況が健全な中で年末商戦を迎えている－ジェネットＣＥＯ
既存店売上高は３四半期連続の減少、美容・コスメは全般で好調
米百貨店メーシーズが16日発表した８－10月（第３四半期）決算は、既存店売上高が３四半期連続のマイナスとなったものの、在庫管理の改善が寄与し利益が市場予想を上回った。発表を受けて、寄り前の取引で株価は８％近く値上がり。
メーシーズ:通期調整後１株利益予想をレンジ縮小：スナップショット
ジェフ・ジェネット最高経営責任者（ＣＥＯ）は声明で「在庫状況が健全な中で年末商戦を迎えている」と述べた。在庫は８－10月に前年同期比６％減少した。
調整後の１株当たり利益は21セント。ブルームバーグがまとめた市場予想は０セントだった。販売促進を減らしたことで、粗利益率は40.3％に改善した。
既存店売上高は「メーシーズ」ブランド（直営店ベース）が7.6％減、高級百貨店の「ブルーミングデールズ」は3.2％減った。一方、美容・コスメ専門の「ブルーマーキュリー」は2.5％増加した。メーシーズによると、美容・コスメ製品は３ブランドすべてで好調だった。
通期については、既存店売上高（直営・ライセンスベース）が６－７％減少すると予想。調整後の１株利益は予想レンジを2.88－3.13ドルに狭めた。
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