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概要:インドネシア経済の7-9月(第3四半期)は予想を下回る成長にとどまった。輸出の減少に加え、金利上昇が消費の重しとなり、経済成長率が2年ぶりに5%を割り込んだ。
2023年11月6日 13:51 JST
7-9月GDP、前年同期比4.94%増-市場予想は5%増だった
輸出は今年、データが入手可能な9カ月間のうち6カ月で減少
インドネシア経済の7-9月(第3四半期)は予想を下回る成長にとどまった。輸出の減少に加え、金利上昇が消費の重しとなり、経済成長率が2年ぶりに5%を割り込んだ。
6日発表の7-9月の国内総生産(GDP)は前年同期比4.94%増と、ブルームバーグがまとめた予想中央値(5%増)を下回った。前期比では1.6%増えた。予想は1.67%増だった。
東南アジア一の経済大国であるインドネシアのGDPが前年同期比で5%に届かなかったのは2021年7-9月以来。輸出は今年、データが入手可能な9カ月間のうち6カ月で減少。借り入れコストの上昇は消費を抑制し、景気の先行きを悪化させるリスクがある。
インドネシアの中央銀行は先月、通貨ルピアを支えるため、予想外の利上げに踏み切り、政策金利を4年ぶりの高水準となる6%に設定した。
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