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概要:香港はなお金融業界の有力者を引きつけてやまないが、ディールメーキングとトレーディングの国際的センターとしての将来性は失われつつある。
2023年11月6日 13:20 JST
グリフィン氏やソロモン氏、ゴーマン氏ら重鎮含む約300人が出席へ
香港で金融機関の人員削減相次ぐ、高いスキル持つ人材流出も続く
デービッド・ソロモン氏
シタデルのケン・グリフィン氏やゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン氏、モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン氏ら金融業界の重鎮を含む約300人のエグゼクティブが参加する予定。
香港はここ数年間に変化しており、市内の金融機関は何百人ものトップクラスの人員を削減し、何万人もの高いスキルを持つ人材が域外へ移住している。
しかし、香港には依然として中国本土との経済・金融面でのつながりという、企業が足場を確保するための重要な特徴がある。香港の金融セクターは中国広東省と香港、マカオにまたがる「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」への統合を進め、8600万人の人口を抱える同地域との結びつきを強めている。
ジェームズ・ゴーマン氏
ナティクシスのアジア太平洋地域担当チーフエコノミスト、アリシア・ガルシアエレロ氏は、「香港はもはや世界的な金融センターではなく、またそうなるとは思わない。今後は中国本土のオフショアセンターとなり、雇用は創出されるだろうが、同じような仕事ではないかもしれない」との見方を示した。
香港当局は金融ハブの地位回復に向けた取り組みを加速している。香港政府トップの李家超行政長官は先月の施政方針演説で、株取引の印紙税率を引き下げるほか、企業の香港復帰を促す仕組みを導入し、市内に3000万香港ドル(約5億7400万円)以上の資産を持つ投資家向けの参入プログラムを実施すると発表した。
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