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概要:台湾経済の7-9月(第3四半期)は1年ぶりの高成長となった。来年1月の総統選挙を控え、与党の民主進歩党(民進党)には追い風となる。
2023年10月31日 17:48 JST
7-9月のGDP、前年同期比2.32%増-予想の2%増を上回る
7-9月の個人消費、8.9%増-成長に最も寄与
台湾経済の7-9月(第3四半期)は1年ぶりの高成長となった。来年1月の総統選挙を控え、与党の民主進歩党(民進党)には追い風となる。
行政院主計総処(統計局などに相当)が31日発表した7-9月の域内総生産(GDP)は前年同期比2.32%増加。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査の予想中央値(2%増)を上回った。4-6月(第2四半期)は1.36%増だった。
台湾経済は1-3月(第1四半期)まで2四半期連続でマイナス成長となり、リセッション(景気後退)に陥っていた。
7-9月の個人消費は8.9%増と政府予想を上回り、同四半期の成長に最も寄与した。外需は2022年7-9月以来初めてGDP成長率にプラスの貢献となった。
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