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概要:韓国の半導体メーカー、SKハイニックスの7-9月(第3四半期)決算は売上高の減少ペースが鈍化した。同社は設備投資を拡大することも明らかにした。1年余り続いた厳しい時期をへて、世界の半導体市場が回復基調にあることが示唆された。
7-9月期売上高は17%減-減収率は前期の47%より小幅に
スマートフォンやPC需要不振に伴う業界低迷に見舞われてきた
韓国の半導体メーカー、SKハイニックスの7-9月(第3四半期)決算は売上高の減少ペースが鈍化した。同社は設備投資を拡大することも明らかにした。1年余り続いた厳しい時期をへて、世界の半導体市場が回復基調にあることが示唆された。
7-9月期売上高は17%減の9兆700億ウォン(約1兆100億円)。ブルームバーグのアナリスト予想は8兆1400億ウォン。減収率は1-3月(第1四半期)の約58%、4-6月(第2四半期)の47%より小幅にとどまった。
営業損失は1兆7900億ウォンに縮小。市場予想は1兆7000億ウォンだった。純損失は2兆2000億ウォンで、市場予想の1兆5500億ウォンより赤字幅は大きかった。
同社の株価は早い時間帯の取引で一時4.3%下落した。
メモリー半導体で世界2位の同社と競合相手のサムスン電子はスマートフォンやパソコンの需要不振に伴う業界低迷に見舞われてきた。
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