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概要:韓国の半導体メーカー、SKハイニックスは、キオクシアホールディングスと米ウエスタンデジタル(WD)の経営統合に反対すると表明した。数年前から進められてきた画期的な計画で不透明感がさらに強まった。
キオクシアに間接出資するSKハイニックス、持ち分過小評価と主張
WDとキオクシア、協議が難航-経営権や首脳陣、経済、政治巡り
韓国の半導体メーカー、SKハイニックスは、キオクシアホールディングスと米ウエスタンデジタル(WD)の経営統合に反対すると表明した。数年前から進められてきた画期的な計画で不透明感がさらに強まった。
世界2位の半導体メモリーメーカーで、キオクシアに間接出資するSKハイニックスは、同社の持ち分が過小評価されていると主張している。
SKハイニックスのキム・ウヒョン最高財務責任者(CFO)は決算発表後のアナリストとの電話会見で、キオクシアへの「投資価値に対する全体的な影響を踏まえると、現時点で経営統合に同意しない」と述べた。
WDとキオクシアは、経営統合の可能性について長い間協議してきたが、経営権や首脳陣、経済、政治に関する課題について協議が難航している。今回の計画は理論的には、両社が半導体メモリー大手に対抗する上で役立つと考えられる。
両社は今のところ、月内に交渉をまとめ30日のWD決算発表までに合意を発表したい考え。
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