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ボストン連銀総裁、利回り上昇続けば追加利上げの必要性低下も
概要：米ボストン連銀のコリンズ総裁は12日、最近の米国債利回り上昇が続けば、追加利上げの必要性が低下するかもしれないとの認識を示した。
直近のＣＰＩ、物価安定回復に時間かかることを再認識させる－総裁
金利はピークあるいはピークに近いとの見解繰り返す
米ボストン連銀のコリンズ総裁は12日、最近の米国債利回り上昇が続けば、追加利上げの必要性が低下するかもしれないとの認識を示した。
コリンズ総裁はボストン連銀主催の地域銀行関連会議向け講演テキストで「長期利回りの上昇は、金融環境の幾分の引き締まりを示唆する」とし、「上昇が続けば、短期的には金融政策をさらに引き締める必要性は低下する可能性が高い」と指摘した。
US Inflation Is Still Running at a Brisk Pace
So-called supercore measure of consumer prices rises by most in year
Source: Bureau of Labor Statistics
また、政策当局者にとって重要な問題は、確認されたインフレ鈍化が今後も続くかどうかだと述べた。「この日発表された消費者物価指数（ＣＰＩ）は、物価安定回復には時間がかかることを再認識させるものだ」と語った。総裁は今年の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で投票権を持たない。
総裁は、現行の引き締めサイクルのピークに近づいているか、もしかするとピークにあるかもしれないとした11日の発言を繰り返した。追加利上げはなおあり得ることも確認した。
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