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ＮＹ原油３日続落、一時83ドル割れ－イスラエル攻撃前の水準に戻す
概要：ニューヨーク原油先物相場はアジア時間12日の時間外取引で、一時１バレル＝83ドルを割り込み、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの大規模攻撃を開始する前の水準に戻った。
ニューヨーク原油先物相場はアジア時間12日の時間外取引で、一時１バレル＝83ドルを割り込み、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルへの大規模攻撃を開始する前の水準に戻った。
衝突拡大の懸念が和らいだことや、米国石油協会（ＡＰＩ）が11日発表した最新週の原油在庫が約1300万バレル急増したと伝えられたことが影響し、原油先物は３営業日続落した。
イランの主な指導者らが、ハマスのイスラエル攻撃に驚いた様子を米当局が集めた複数の情報が示したと米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。イランに明白な非がなければ、同国産原油への追加制裁の可能性が低下し、同国や中東の関係国が衝突に巻き込まれる事態の回避につながると期待が広がった。
ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）のウェスト・テキサス・インターミディエート（ＷＴＩ）11月限は一時0.85％下落し、82.78ドルを付けた。ＩＣＥフューチャーズ・ヨーロッパの北海原油代表油種ブレント先物12月限も一時85.18ドルまで下げた。
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