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概要:欧州中央銀行(ECB)は9月に0.25ポイントの追加利上げを決めたが、当局者らはこれを「拮抗(きっこう)した判断」と認識していたことが、12日公表された政策決定会合の議事要旨で明らかになった。
欧州中央銀行(ECB)は9月に0.25ポイントの追加利上げを決めたが、当局者らはこれを「拮抗(きっこう)した判断」と認識していたことが、12日公表された政策決定会合の議事要旨で明らかになった。
9月13、14両日の会合の議事要旨によると、メンバーらは引き締め過ぎのリスクと引き締めが足りないリスクは「より均衡した」と判断。
「かなりの不確実性に照らし、利上げか利上げ休止かは拮抗した判断で、戦術的な考慮も働いたとメンバーらは強調した」という。
主な内容は以下の通り:
金利
利上げを支持する当局者は「インフレ率が依然として高水準であること、利上げはインフレ率を速やかに目標に戻すという政策委の強い決意を示すものになることを強調した
予測期間の最初の2年間の総合インフレ率予測が上方修正されたこと、そしてその予測が市場金利を前提としており、市場金利は年内のさらなる利上げ予想を織り込んでいることも強調された
据え置きを主張したメンバーは、景気の軟化と予測期間の終わりまでにインフレ率が目標に戻ると予想されたことを挙げ、「7月以降に入手されたデータは、全体として追加利上げを支持するものではない」と指摘した
これらのメンバーはまた、過去の利上げの効果の多くがまだ浸透の過程にあると論じた
インフレ率
全体として、ディスインフレのプロセスはほぼ予想通りに進んでいるようだ
コアインフレの数値が過去数カ月間、市場予想を上回っていないことで安心感が出てきた
基調的なインフレを示すほとんどの指標が、緩やかな低下をたどっていることが今やいっそう明確になったとメンバーらは認識
賃金の伸びに関しては、加速を始めた限定的な兆候が見られたが、転換点を示す具体的な証拠はまだ現れていない
経済見通し
「今後数カ月の経済成長は引き続き低調だろう」との見解で一致
振り返って考えれば、6月時点の予測は2023年の景気回復の強さについて楽観的過ぎた
それでも、実質所得の増加と力強い労働市場を背景に緩やかな景気回復が定着すると予想するのは依然として妥当
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