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概要:本記事の筆者であるタリン・ウィリアムズ氏の純資産は、かつてマイナス1万5000ドル(約225万円)でしたが、たった半年でプラス1万5000ドルに達したと言います。それを実現できたのは3つの秘策のおかげだったそうです。
本記事の筆者、タリン・ウィリアムズ氏。
Taryn Williams
これまでマイナス1万5000ドルだった筆者の純資産は、3つの秘策のおかげで半年後には1万5000ドルに達した。
コロナ禍の米政府による学生ローン返済支払い停止措置の期間中、私はそれまで返済に充てていたお金を投資に回した。
毎月貯金の目標額を決め、副業などをしてできる限り目標を達成できるよう努力した。
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ついこの間、私の純資産は大人になってから初めてプラスに転じた。
大学院まで進学し、修士号を取得した私は、社会人になってからほぼ常に能力以下の仕事にしか就けない、いわゆる「不完全雇用」状態だった。なので、非常に素晴らしい気分だ。
まず、私がいくつかの点で恵まれていたことは認める。私は郊外出身の白人で、多額の助成金を得てエリート大学に通うことができた。今まで不完全雇用だったのも、私の場合はたいていのアメリカ人とは異なり、すべて自分で選択したものだ。
比較的給料が高く、安定した仕事に就くことよりも、私は「フルブライト奨学金(Fulbright scholarship)」や、アメリカ国内の社会問題に取り組む現場で一定期間働く「アメリコー(AmeriCorps)」のプログラムに参加することを選んだため、普通ではなかなか得られない経験をすることができた。
しかし、そのような特権以外、私には遺産の相続やたまたま現金が手に入るようなことは一切なかったし、年収が4万ドル(約590万円)を超えたこともない(近々でその記録は塗り替えられる見込みだが)。それでも、わずか半年で私の純資産はマイナス1万5000ドル(約225万円)からプラスの1万5000ドルに転じた。それをどのように実現させたのかを紹介しよう。
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1. 考え方を変えて、マネープランを調整
私の場合、大学院にかかった学生ローンの返済が長い間負担になっていたため、他のことにかける予算を考えるのも難しくなっていた。卒業後5万ドル(約740万円)以上の借金を抱えていたが、何年経ってもほとんど返せずにいた。
私はすぐにその返済に集中するようになり、少しでも追加収入があるとすべて学生ローンの返済に充てた。借金がなくならないと幸せや解放感など得られないだろうと思っていたからだ。数年が経ち、まだ3万7000ドル(約550万円)の借金があった頃、私はこのままこの生活を続ける必要はない。他の方法があるはずだということに気付いた。
その後、2021年の2月から連邦学生ローンの支払いを一時停止することに決めた。私は雪だるま式の返済を実践し、1000〜3000ドル(約14万〜44万円)という最も少額のローンを4つ完済していたため、前進し始めていることは実感できた。それと同時に、コロナ禍で利息が発生しないローンの返済に余分なお金をすべて充てるのは、資産形成上で得策ではないということにも気付いた。
そこで、私はロボアドバイザーと自分で選んだRoth IRA(税金控除ができる個人退職金口座)のトレードで投資を増やし、結果的にはある程度の成長が見え始めた。学生ローンの返済より富を築くことにフォーカスすることを決めてから、初めてRoth IRAへの拠出が満額に達し、(パンデミックによる混乱で2020年に枯渇してしまった)生活防衛資金も再構築できた。これらを合わせると、純資産の増加額は1万2000ドル(約178万円)になった。
2. 毎月の貯金は実現可能な目標額で
2つ目はシンプルに聞こえるかもしれないが、3つの秘策の中で最も効果的なものと言えるかもしれない。私は自分で設定した毎月の口座自動振替に加え、それとは別に、例えば投資口座の残高が3800ドル(約56万円)前後だったら、その口座の翌月の目標額を5000ドル(約74万円)にするなど、毎月現実的な金額目標を立てた。
毎月それぞれの口座に1つずつ目標を決め、(コロナ禍の給付金など)追加収入は全てその目標の達成のために充てた。このお金を投資口座に入金しておいたら、複利の魔法のおかげで資産は急激に増え始めた。私はそれらの目標を達成し、すべての利息と配当金を再投資したことで、たった半年で私の純資産は総計約6000ドル(約89万円)も増えていた。
前進していたものの達成できるとはまだ思っていなかった頃、私は追加資産を稼げる機会を探し、その他の部分で予算カットするようできる限り努力した。まるで自分自身とビデオゲームで対戦しているかのような感覚だった。ただし、ゲームで言う合計ポイントはこの場合実際のお金であり、賞金ではなく以前より良い経済的基盤を得ることができた。
3. 時間を惜しまず追加収入源を探す
副業やフリーランスで働くことがすべての人に向いているわけではないことは分かっている。だが、たいていの場合、多少の追加収入を得られる手段は誰でも何かしらあるものだ。私は、追加の収入源を探すために毎週一定の時間を費やした。
私はアラスカの奥地に住んでいるため、日雇いの求人を掲載するネット掲示板やサービス業の求人などもなく、普通の人に比べると機会はかなり限られている。その分、私は毎週一定の時間を割き、収入を増やす手段を調べる時間に充てた。この時間に、フリーランスとしてのポートフォリオを構築したり、私がフルタイムで働いている会社が提供していて、まだ利用していなかった機会を見つけたりした。このような様々な収入源がこの半年間の投資の財源となり、結果的に5000ドルの追加収入となった。そのおかげでこの期間にもともと設定していた純資産目標を超えることができた。
お金の成功例は華々しい話が多いけれども、私の経験談は、決して派手である必要はないということを証明している。その時は実感がなくても、継続的に賢い判断をしていけば本当に資産は増えていく。3年前、初めて入金したRoth IRAの口座は現在、私の純資産のうちの大部分を占めるまでに成長した。まだ学生ローンが3万7000ドル(約550万円)残っているので、自分が完璧な例だとは言わないが、次に記事を書く時には私がどのようにして負債から解放されたかを共有できるだろう。
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