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概要:28日の欧州債市場ではドイツ債など全面的に売られた。実質利回りの上昇が主導した。短期金融市場では3日連続で欧州中央銀行(ECB)が政策金利をピーク水準で据え置く期間の見通しを長期化させた。
28日の欧州債市場ではドイツ債など全面的に売られた。実質利回りの上昇が主導した。短期金融市場では3日連続で欧州中央銀行(ECB)が政策金利をピーク水準で据え置く期間の見通しを長期化させた。
この日発表された9月のドイツのインフレ率は低下し、29日に発表予定のユーロ圏のインフレ率も減速が予想されているものの、市場の反応は薄かった。
ドイツ10年債利回りは一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して2.98%を付けた。
市場が織り込むECBの2024年の利下げ見通しは計57bpと、前日の65bpから低下。今年末に見込まれるピーク金利の水準までには、引き続き5bpの利上げが織り込まれている。
イタリア債はさらに大きく下落。10年債は同年限のドイツ債に対する上乗せ利回りが3月20日以降で初めて一時200bpを超えた。イタリア政府が示した財政赤字目標に対し動揺が広がった。
英国債もきつい下げ。とりわけ下落が大きかった10年債は、利回りが2月6日以来の大幅上昇となる勢い。
世界的に債券下落、英国債が大幅安-金利の長期高止まり観測浸透
イングランド銀行(英中央銀行)の金利見通しについて、市場は来年にピークに達した後の同年中の利下げ幅を計45bpと織り込む。前日は50bpだった。今年11月の会合で0.25ポイントの利上げがある確率は50%と、前日の45%から上昇。来年2月までの0.25ポイント利上げは完全に織り込まれている。
欧州株は小反発。鉱業株が買いを集め、原油高を背景とした金利に対する懸念を相殺した。
ストックス欧州600指数は0.4%高。前日は3月28日以来の安値を付けていた。鉱業のほか銀行も上昇した。一方、公益、食品・飲料関連銘柄は下落した。
9月28日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
株 | 終値 | 前営業日比 | 変化率 |
---|---|---|---|
ストックス欧州株600 | 448.50 | +1.59 | +0.36% |
英FT100 | 7,601.85 | +8.63 | +0.11% |
独DAX | 15,323.50 | +106.05 | +0.70% |
仏CAC40 | 7,116.24 | +44.45 | +0.63% |
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 3.29% | +0.04 |
独国債10年物 | 2.93% | +0.09 |
英国債10年物 | 4.48% | +0.13 |
原題:German 10-Year Yield Approaches 3%: End-of-Day Curves, Spreads
Miners Help European Stocks Bounce From Six-Month Low; AMS Drops
(抜粋)
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