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概要:米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は29日、通期利益見通しを上方修正した。景気への懸念にもかかわらず企業がテクノロジー更新を進めていると確信している。
調整後1株利益見通し2.11-2.15ドル-従来予想2.06-2.14ドル
5-7月期売上高は約1%増の70億ドル-アナリスト予想並み
米ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は29日、通期利益見通しを上方修正した。景気への懸念にもかかわらず企業がテクノロジー更新を進めていると確信している。
発表文によると、2023年10月期の1株利益は一部項目を除いたベースで2.11-2.15ドルの見通し。これまでは2.06-2.14ドルを予想していた。フリーキャッシュフローについては、従来見通しの約20億ドル(約2900億円)に据え置いた。
5-7月(第3四半期)売上高は約1%増の70億ドルで、アナリスト予想並み。データセンターとサーバーを含むコンピュート部門の売上高は13%減の26億ドルで、アナリスト予想にわずかに届かなかった。ストレージ部門の売上高は5%減の11億ドル。
同社で最も急成長しているのは、データが生成される場所で収集や処理などを可能にする製品をカバーするインテリジェントエッジ部門で、5-7月期売上高は50%増の14億ドルとなった。
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