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概要:大手銀行の中国工商銀行と中国銀行が30日発表した上期決算は利益が伸び悩んだ。
[北京/上海/香港 30日 ロイター] - 大手銀行の中国工商銀行と中国銀行が30日発表した上期決算は利益が伸び悩んだ。
大手銀行の中国工商銀行と中国銀行が30日発表した上期決算は利益が伸び悩んだ。
純金利マージンが低下した。景気押し上げのため、政府から融資の支援拡大を求められていることが背景とみられる。
中国工商銀行の上期の純利益は前年同期比1.2%増の1737億4000万元(238億3000万ドル)。
中国銀行の上期の純利益は0.78%増だった。
両行とも第2・四半期に純金利マージンが低下した。
中国工商銀行の純金利マージンは6月末時点で1.72%と、3月末時点の1.77%から低下。中国銀行の純金利マージンは6月末時点で1.67%と、3月末の1.7%から低下した。
中国の銀行は不動産開発業者や地方政府の融資平台に関連する不良債権に加え、貸出金利低下や、景気の下支えを求める政府からの圧力といった逆風に見舞われている。
S&Pグローバル・レーティングスのディレクター、ミン・タン氏は「中国の銀行は利ざや縮小で利益が引き続き圧迫される可能性が高い」と指摘。下期は家計・企業の心理改善が銀行にとって最大の課題になるとの見方を示した。
中国工商銀行の不良債権比率は6月末時点で1.36%、3月末は1.38%だった。中国銀行の不良債権比率は6月末時点で1.28%、3月末時点は1.18%だった。
中国銀行の幹部は会見で、地方政府の一部の融資平台がデフォルト(債務不履行)に陥り、資産の質が悪化したと指摘。そのうえで同行の融資平台関連事業は安定しており、リスクは管理されていると述べた。
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