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概要:S&Pグローバル・レーティングは21日、米中堅銀行持ち株会社キーコープの長期格付けを「BBB+」から「BBB」、傘下の銀行については「A-」から「BBB+」にそれぞれ1段階引き下げたと発表した。格付け見通しは「安定的」とした。
2023年8月22日 8:05 JST
金利がより高い口座に預金者が資金を移し、資金調達コストが上昇
「預金減少が多くの銀行の流動性を逼迫させている」とS&Pは分析
S&Pグローバル・レーティングは21日、米中堅銀行持ち株会社キーコープの長期格付けを「BBB+」から「BBB」、傘下の銀行については「A-」から「BBB+」にそれぞれ1段階引き下げたと発表した。格付け見通しは「安定的」とした。
S&Pは厳しい経営環境に言及し、コメリカとバレー・ナショナル・バンコープ、UMBファイナンシャル、アソシエーテッド・バンコープも同時に1段階ずつ格下げしたと公表した。
S&Pは「金利がより高い口座に預金者が資金を移すことで、銀行の資金調達コストが押し上げられている。銀行の流動性の大部分を占める有価証券の価値が目減りする中で、預金減少が多くの銀行の流動性を逼迫(ひっぱく)させている」と分析した。
キーコープについては「より高い金利がより長期化する状況で、金利リスク管理が他の大手地銀に比べて収益性をより抑制する」との見解を示した。
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスも7日、M&Tバンクやウェブスター・ファイナンシャルなど中小の米銀10行を格下げし、USバンコープとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)、ステート・ストリート、トゥルイスト・ファイナンシャルを含む主要米銀6行を格下げ方向で見直すと発表していた。
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