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概要:シティグループのジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は、同行最大のインスティチューショナルクライアント・グループ(ICG)を三つの主要部門に分割することを検討している。事情に詳しい関係者からの情報を引用し、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
2023年8月21日 13:17 JST
投資銀、グローバルマーケッツ、トランザクションサービシズに分割か
シティにとって過去約15年で最も重要な組織改革になる見通し
シティグループのジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は、同行最大のインスティチューショナルクライアント・グループ(ICG)を三つの主要部門に分割することを検討している。事情に詳しい関係者からの情報を引用し、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
同紙によれば、インベストメント&コーポレート・バンキングとグローバルマーケッツ、トランザクションサービシズへの3分割が検討されている。過去約15年で最も重要な組織改革であり、2021年のフレーザー氏のCEO就任後で最も大掛かりな指揮命令系統の見直しになるという。
FT紙によると、分割後の各部門は現在の責任者が統括し、フレーザーCEOが直属の上司となる。
シティはFT紙の取材に対し、コメントを控えた。
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