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概要:米小売大手ウォルマートは17日に2024年1月期決算の純売上高が前期比約4.0─4.5%増になる見通しを示し、従来予想の3.5%増から上方修正した。
米小売大手ウォルマートは17日に2024年1月期決算の純売上高が前期比約4.0─4.5%増になる見通しを示し、従来予想の3.5%増から上方修正した。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[17日 ロイター] - 米小売大手ウォルマートは17日に2024年1月期決算の純売上高が前期比約4.0─4.5%増になる見通しを示し、従来予想の3.5%増から上方修正した。
調整後の1株当たり利益見通しも6.36ドル─6.46ドルと、従来予想の6.10ドル─6.20ドルから引き上げた。リフィニティブIBESのデータによると、市場予想の平均は1株当たり6.28ドルだった。
同時発表した23年第2・四半期決算(5─7月期)は売上高と利益が市場予想を上回り、低価格の食品や健康・ウェルネス商品への旺盛な需要が要因。
今年に入って12.3%上げていたウォルマートの株価は、寄り付き前の時間外取引で約3%上昇した。
第2・四半期の米既存店売上高は燃料を除いて前年同期比6.4%増。市場予想の4.44%増を上回った。
営業利益は6.7%増の73億2000万ドル。調整後の1株当たり利益は1.84ドルとなり、予想の1.71ドルを上回った。
ウォルマートのレイニー最高財務責任者(CFO)はエネルギー価格の上昇や10月の学生ローンの支払い再開などを背景に、今後1年から1年半の間に米国人の消費力が打撃を受ける恐れがあるとして「困難を脱したとは断言したくない。消費者が慎重になる理由はある」と語った。
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