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概要:米家計部門が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に蓄えた過剰貯蓄は恐らく7-9月(第3四半期)中に底を突き、米経済を今年押し上げてきた個人消費の大きな支えがなくなりそうだ。米サンフランシスコ連銀の調査で明らかになった。
2023年8月17日 11:12 JST
家計の過剰貯蓄、6月までに1900億ドル未満に減少-最新の推計
先には3月時点で5000億ドルと推定も、政府のデータ修正で状況一変
米家計部門が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に蓄えた過剰貯蓄は恐らく7-9月(第3四半期)中に底を突き、米経済を今年押し上げてきた個人消費の大きな支えがなくなりそうだ。米サンフランシスコ連銀の調査で明らかになった。
サンフランシスコ連銀の研究員、ハムザ・アブデルラフマン氏とルイス・オリベイラ氏は同連銀のウェブサイトに16日掲載されたブログ投稿で、「われわれの最新の推計では、家計の過剰貯蓄は6月までに総額1900億ドル(約27兆8000億円)未満に減少した」と指摘。「見通しにはかなりの不確実性があるものの、家計の過剰貯蓄は今年7-9月期中に枯渇する公算が大きいとわれわれは推定している」とした。
両研究員は今年これまでに、家計の過剰貯蓄は2021年8月に2兆1000億ドルでピークを付けた後、23年3月時点の残高は5000億ドルと推定する調査結果を発表している。
しかし、その後の政府のデータ修正で状況が一変した。
両氏は16日の投稿で、「商務省経済分析局は最近、22年10-12月(第4四半期)と23年1-3月(第1四半期)について、家計の可処分所得の数字を下方修正し、個人消費を上方修正した。これにより、同局集計の個人貯蓄総額は500億ドル余り減少した。さらに4-6月(第2四半期)のデータで、家計支出が引き続き堅調なペースで伸びていることも示された」と説明した。
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