简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:JPモルガン・チェースやウエスタン・アセット・マネジメントは、米連邦準備制度の利上げサイクルが終わりに近づいている中での今月の米国債利回り急上昇は買いの好機だと考えている。
2023年8月15日 12:59 JST
世界の債券は今後6-12カ月でアウトパフォームへ-ウエスタンAM
10年物米国債利回りは今年の最高水準付近で推移している
堅調な経済データに促され、中央銀行は利上げおよびその後長期にわたって高金利を維持する方針を示唆しているが、一部の投資家は米国債や他の主要債券市場に資金を投じている。米国からオーストラリアまで各国の長期国債利回りが数年来の高水準に近づく中で、ブルームバーグの世界国債の指標は今月下落し、年初来のリターンはマイナスとなった。
ジュピター・アセット・マネジメントは7月下旬、10年物米国債の利回りが来年末までに最大で150ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下する可能性があるとの見方を示した。JPモルガンのストラテジストは14日のリポートで、5年物米国債の買い推奨を維持したほか、10年債についてはより長期の債券をアウトパフォームすると予想した。
ストラテジストらは「名目利回りは9カ月ぶり高水準に近く、バリュエーションは若干割安だ」と指摘。「5年債の戦術的ロングを維持する」とした上で、10年債が30年債をアウトパフォームし、イールドカーブがスティープ化することも予想していると付け加えた。
15日の米10年債利回りは4.2%と、前日に付けた今年の最高まであと1bpとなっている。5年物米国債利回りは4.36%で横ばい。
大量の資金流入
バンク・オブ・アメリカ(BofA)がEPFRグローバルのデータを引用して先週発表したところによると、9日までの週には米国債に投資するファンドに1270億ドル(約18兆5000億円)が流入した。ここ数カ月で最も高い利回りを追い求める投資家が殺到した。BofAによれば、資金流入は年換算で過去最高の2060億ドルに達するペースだという。
商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、資産運用会社は8日までの1週間に、米国債先物のロングポジションを過去最高に増やした。
一方、ヘッジファンドの合計ショートポジションは1日までの週に過去最高を記録したが、翌週には小幅に縮小した。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。