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概要:米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRは、ジョージア州に本社を置く金融サービス会社シノバス・ファイナンシャルから優良な自動車ローンのポートフォリオを購入した。資本増強を目指す米地銀が資産を売却する動きが続いている。
2023年8月9日 11:34 JST
シノバス・バンク、3億7300万ドル相当のポートフォリオ売却で合意
担保付きの資産クラスで、消費者のパフォーマンスも良好-KKR
米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRは、ジョージア州に本社を置く金融サービス会社シノバス・ファイナンシャルから優良な自動車ローンのポートフォリオを購入した。資本増強を目指す米地銀が資産を売却する動きが続いている。
ブルームバーグが確認した資料によると、銀行子会社のシノバス・バンクは3億7300万ドル(約530億円)相当のポートフォリオを、KKRが運用するプライベートクレジット・ファンドやアカウントに売却した。この取引は7月終盤にまとまったと、KKRのプライベートクレジット世界責任者ダン・ピーターザック氏がインタビューで語った。
同氏は「ここしばらく自動車ローンを選好してきた。これは担保付きの資産クラスだ」とし、「その上、消費者のパフォーマンスも良好だ。信用スコアが高いセグメントでは特にそうだ」と語った。
3月のシリコンバレー銀行(SVB)破綻で始まった今年前半の米地銀危機を受け、各行は流動性改善に向け帳簿上の消費者向け債権を一括売却。プライベートクレジット企業にとっては、これらポートフォリオを割安で買い取る機会が生まれた。
ブラックストーンなどプライベート投資を手掛ける多くの企業が、地銀組成の資産・ローン購入を検討している。米資産運用会社アレス・マネジメントは最近、地銀持ち株会社パックウエスト・バンコープから消費者ローンや住宅ローン、タイムシェア債権を担保とする35億ドル相当のポートフォリオを購入した。
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