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概要:SMBC日興証券の集計によると、TOPIX(東証株価指数)を構成する3月期決算企業の2024年3月期の通期純利益予想は、前年比5.0%増の43兆7380億円と過去最高を更新する。第1・四半期の時点で通期の業績予想を修正するケースはまれだが、今期は上方修正の企業が目立っている。
8月8日 SMBC日興証券の集計によると、TOPIX(東証株価指数)を構成する3月期決算企業の2024年3月期の通期純利益予想は、前年比5.0%増の43兆7380億円と過去最高を更新する。写真は2020年6月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 8日 ロイター] - SMBC日興証券の集計によると、TOPIX(東証株価指数)を構成する3月期決算企業の2024年3月期の通期純利益予想は、前年比5.0%増の43兆7380億円と過去最高を更新する。第1・四半期の時点で通期の業績予想を修正するケースはまれだが、今期は上方修正の企業が目立っている。
7日までの発表分(866社、開示率60.3%)に、今後発表する企業の市場予想を加味して試算した。「着地時点で過去最高益を更新する見込みで、今年度は日本企業の業績は強気にみていていいのではないか」と、SMBC日興証券、株式調査部の安田光氏は指摘する。
7日までの開示分の集計では、予想増益率は前年比でトントン。製造業が4.9%増の一方、非製造業は10.8%減。全体は、金融を除くと2.6%減となる。純利益ベースで、上方修正73社、下方修正20社で上方修正が多い。ドル/円が想定レートを上回って推移したことなどが上振れの要因とみられる。
「業績の進捗率は高く、上方修正を発表していない企業は、中間決算での上方修正期待が高まるだろう」(安田氏)という。
23年4ー6月期の純利益は全体で前年比15.7%増の10兆1718億円だった。金融を除けば10.3%増。進捗率は32.5%で「3割を超える年はあまりなく、久しぶりの高水準」(安田氏)という。
製造業は13.8%増、非製造業が6.6%増で、製造業の寄与が大きかった。業種別では、電気・ガスや輸送用機器、銀行などがプラスに寄与した一方、前年の業績が強かった海運や総合商社含む卸売は反動による減益が目立った。
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