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概要:[3日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが3日示した第3・四半期売上高見通しは市場予想を上回った。7月に実施した有料会員向けセール「プライムデー」の売り上げが好調だったことが背景にある。
米アマゾン・ドット・コムが3日示した第3・四半期売上高見通しは市場予想を上回った。1月5日撮影(2023年 ロイター/Pascal Rossignol)
[3日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが3日示した第3・四半期売上高見通しは市場予想を上回った。7月に実施した有料会員向けセール「プライムデー」の売り上げが好調だったことが背景にある。
引け後の時間外取引で、アマゾンの株価は約7%上昇。時価総額は900億ドル増加した。
第3・四半期の純売上高見通しは1380億─1430億ドルとした。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は1382億5000万ドル。
合わせて発表した第2・四半期決算は、売上高が11%増の1344億ドルと、市場予想の1315億ドルを上回った。
アマゾンのクラウドサービス部門「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の売上高は12%増の221億ドルと予想の約217億ドルを上回った。
第2・四半期の純利益は67億ドルとアナリスト予想のほぼ2倍となった。
インベスティング・ドット・コムのシニアアナリスト、トーマス・モンテイロ氏は「今後、アマゾンにとって大きな問題の一つは人工知能(AI)をコア事業とクラウド事業に押し込めるかどうかだ」と指摘。「投資家はアマゾンの事業におけるAIの実用化をまだ目にしていない。第3・四半期は各社がその面で結果を示し始める必要がありそうだ」と述べた。
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