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概要:来週の外為市場で、ドル/円は日米双方の要因で上下に振れやすい展開となりそうだ。ドルは米消費者物価指数(CPI)と金利市場の反応、今後の利上げ見通しの変化などが焦点となるが、円は日銀の国債買い入れオペに大きく反応する展開が続いており、円金利がどこまで上昇するかも重要なポイントとなる。
8月4日、来週の外為市場で、ドル/円は日米双方の要因で上下に振れやすい展開となりそうだ。写真は2016年1月に撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[東京 4日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル/円は日米双方の要因で上下に振れやすい展開となりそうだ。ドルは米消費者物価指数(CPI)と金利市場の反応、今後の利上げ見通しの変化などが焦点となるが、円は日銀の国債買い入れオペに大きく反応する展開が続いており、円金利がどこまで上昇するかも重要なポイントとなる。
予想レンジはドル/円が139━144円、ユーロ/ドルが1.08―1.12ドル。専門家の見解は以下の通り。
<JPモルガン証券 市場調査本部為替調査部 斉藤郁恵氏>
注目の米CPIは一時に比べると落ち着きを見せており、発表を受けてドルが大きく買われるとは考えにくい。一方で、日銀が臨時の国債買い入れオペを実施すると、金利差拡大の思惑が強まり、円が売られる展開は変わらないだろう。CPIが落ち着いた結果となり、ドルの上値が限られるようなら、クロス円の上昇圧力が強まる可能性もあるとみている。
<トレイダーズ証券 市場部長 井口喜雄氏>
日銀の政策決定直後、金融引き締めだと判断した多くの個人が円を買い仕掛け、その後の円安進行で撤退を余儀なくされた。個人の強制的な円売り戻しが、円安を勢いづけた面もあったといえる。
値動きが落ち着いてきたドルの下値では、再び金利差に着目した買いが増えている。ドルが141円半ばを割り込むと、今度は損失確定の円買い戻しが相次ぎ、円高が加速する可能性があるとみている。
*イベントダイアリーM/DJP
*経済指標予測 JP/FOR
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