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概要:米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは1日、労働市場の大幅悪化を避けてインフレの抑え込みに成功する可能性に期待感を示した。一方で、高い政策金利を長期間維持することが条件になるとした。
米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは8月1日、労働市場の大幅悪化を避けてインフレの抑え込みに成功する可能性に期待感を示した。写真はシカゴ地区連銀のグールズビー総裁。2022年11月、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)
[1日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の当局者らは1日、労働市場の大幅悪化を避けてインフレの抑え込みに成功する可能性に期待感を示した。一方で、高い政策金利を長期間維持することが条件になるとした。
シカゴ地区連銀のグールズビー総裁はロイターに対し、自身が「隠れ楽観論者」だと述べた上で「失業率の大幅上昇を伴わずに、すぐにではないものの妥当なペースでインフレ率を低下させる適度なバランスを取ることが可能と見込んでいる」と語った。
「インフレ面で引き続き改善が見られることを期待する」とし、この見通しが7月の連邦公開市場委員会(FOMC)や次回9月のFOMCにおける検討や意思決定の原動力だとした。FRBは7月に0.25%ポイント利上げした。
グールズビー氏は次回FOMCについて、物価動向が自身の判断を決定づけることになるとの見通しを示した。
「最近の会合は多くが僅差の決定だった」と指摘。「転換点を計ろうとしているが適切なタイミングを見極めるのは常に非常に難しい」と語った。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は記者会見で、今年のFOMCで投票権があると仮定すれば7月の利上げに「渋々」賛成していたはずだが、米経済が自身の想定通りに推移するなら9月の利上げは支持しないだろうとの立場を示した。
FRBが注目する米個人消費支出(PCE)価格指数の上昇率は6月に3.0%と、昨年夏に付けたピークの2分の1以下に低下しており、FRBの2%の物価目標に向け「有望な」進展を遂げていると評価した。
ただ、インフレは徐々に鈍化する公算が大きく、FRBの高金利政策で下押し圧力をかけることが条件になるとした。「私の基本シナリオでは早くても来年下半期まで利下げは想定していない」と述べ、「インフレ率が目標に到達すると絶対的に確信が持てるまで、政策スタンスを逆の方向に変更しないよう断固として対応する」と語った。
グールズビー総裁もまた、利下げは「はるかに遠い将来」のことになるとの見方を示した。
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